今宵を彩るナンバー THE BOOM『星のラブレター』1989年
今宵を彩るナンバー
THE BOOMといえば、1992年リリースされた『島唄』が有名で、一世風靡したわけですが、ボクがはじめに覚えたのは、この曲でした。
SKAのリズムに、「ド」の付くストレートな歌詞は、若さ炸裂です。やっぱりその世代にしか書けない、歌えない歌っていうのがあるわけです。
この10-20歳代の男子が持っている衝動性、前頭葉の発達がまだ完了し切っていないからこそ生み出せるもの。その青さを、いくらか、まだなんとなく47歳の自分が覚えているわけです。それがなんとも、懐かしく、また気持ち悪くもあります。
どのように歩みを進めようとも、過去は消えさらず、未来はそれと無縁ではいられない。ただ後悔はなく、最良の歩みを続けるのみ。
さて、昨日とは違う風の夜、目蓋の裏に輝く星空をイメージしながら聴いて下さい。THE BOOM『星のラブレター』です。
YouTubeで探し当てた音源の内で、最もボーカルがキレているものをご紹介します。