今宵を彩るナンバー たま『さよなら人類』1990年
今宵を彩るナンバー
たま『さよなら人類』1990年
これは、ポップスの姿をしたテロだと思う。何という巧妙な社会風刺だろうか。バブルの後、あの時をもう一度と意気込む世相に冷や水をぶかっけている。
他の曲を聴くと、これが世に問うためにチューニングされたものであることに気づく。コミカルなメロディは、子どもたちにも歌いやすくなっている。この歌詞を大人たちの前で歌うために。僕は、そんな風に捕まえたま。
人が個性に気づいて、表現し続ける意味があると思わされる。今の生き方、世間の常識、本当にそれでいいんですか、オルタナティブはないんですか。私たちは、哲学を生き続けていますか。
たまが、ミャアと鳴きます。(最近の社会風刺って、こんな感じだよねっとね。)どうぞ!