洋行日記

日々の気づきを記録していきます。

今宵を彩るナンバー サザンオールスターズ「Bye Bye My Love」1985年

今宵を彩るナンバー

 
 サザンオールスターズ「Bye Bye My Love」1985年
 
先月、大学院の同級生だった方が亡くなりました。享年91歳だったそうです。その方とは、大学院博士課程の時から共に学びました。1996年当時には、既に69歳だったと思います。「入学試験の面接の時には、大学院はカルチャーセンターではないんが大丈夫かと面接員から質問されましたよ」と笑っておられました。ただ、その知的好奇心と思考の柔軟性には、ゼミの度に圧倒される日々でした。たしか、第一勧銀の行員で、オランダやオーストラリアの支店開設をやったと話しておられたのを思い出します。馬力の強い方でした。
 
大学院修了後にも、東京出張の折には時たまお会いしたり、電話で「元気ですかぁ」と気さくに声を掛けて頂きました。「Talk Friend」という身に余る呼称も与えられました。きっと、若い子どもか、年取った孫のように思って頂いた。いや、きっと話せる同志として思って下さっていたのだと勝手に解釈してきましょう。
 
人との出会いは一期一会と申します。目の前の現れる人は、取り替えの効かないかけがえのない人であるということ。友情でも恋愛でも、人と人との交差には、もう一度はありません。数年を空けて再会した相手は、もう以前の人ではないのです。もう少しいうと、自分自身もまた以前の自分ではありません。良い先生も反面教師も、出会いはその場限りなのです。
 
そんなことを思っていたら、サザンの「Bye Bye My Love」 が降りてきました。大学生の頃、先輩たちが歌っていたのを聞いて覚えたものです。意味もよく考えずに歌っていました。どうして、カラオケの締めが、これだったのか。琵琶湖周航の歌もよく歌ったものです。たしか、あれは京都大学のボートかヨット部の歌らしいですが。まだ多感な大学生の頃、みんなでこれを合唱して、何かの思いを慰めていたのでしょう。思いはそれぞれ。
 
なんだか、脈絡があるようななような、あるような。
 
それでは、聞いてみましょう。サザンオールスターズで、「Bye Bye My Love -U are the one-」です。Youtube音源がなかったので、無料音楽アプリSpotifyでどうぞ!