洋行日記

日々の気づきを記録していきます。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今宵を彩るナンバー KAN『よければ一緒に』2010年

今宵を彩るナンバー KAN『よければ一緒に』2010年 来週の予定を組みながら、つくづく仕事というのは、一人で全て完了させられることは限られているものだなと思いました。いろいろなITを活用しているとそれを支えれているエンジニアの存在を忘れがちになるし…

今宵を彩るナンバー Cocco『強く儚い者たち』1997年

今宵を彩るナンバー Cocco『強く儚い者たち』1997年 非常に偏った独り言を許されるなら、女性シンガーソングライターの詩の世界は、あまりにも深淵で心の内面をエグってくるように感じる。それに対して、男性は、直線的で外にばかり向いている。 Coccoは、初…

今宵を彩るナンバー 斉藤和義「歩いて帰ろう」1994年

今宵を彩るナンバー 斉藤和義「歩いて帰ろう」1994年 どうして今晩は、この曲が降りて来たのだろうかと考える。 そもそもどうして、歩いて帰るのだろうか。やなことがあるなら走って帰ればええやないか。と思って聞き直すと。 走る街を見下ろして、のんびり…

今宵を彩るナンバー B'z 『ALONE』1991年

今宵を彩るナンバー B'z 『ALONE』1991年 今晩は、何が聴きたいかなあと天井を眺めたら、振ってきたのが、この曲でした。 「新しい暮らしにも、少しは慣れて来たけどぉ」 の下りが好きです。名曲はいつ聴いてもいいもんです。これぞボクのB'zスタンダードナ…

今宵を彩るナンバー 松たか子『明日、春が来たら』1997年

今宵を彩るナンバー 松たか子『明日、春が来たら』1997年 ここで、いよいよお招きするのは、松たか子様です。いいですか、松たか子様だけは、「様」が付くのです。 この曲は、ボクがちょうど横浜へ進学する年の3月にリリースされました。ここでも打ち抜かれ…

今宵を彩るナンバー ラーメンズ(片桐仁)『路上のギリジン』(2002-03年)

今宵を彩るナンバー ラーメンズ(片桐仁)『路上のギリジン』(2002-03年) 竹馬とギターピックだけで、ここまでの表現を作り上げられるのは、彼らしかいない。予定調和を否定し、偽善をぶった切る!毒を吐く切ない反社会ヒーロー、ギリジンの奏をご堪能下さ…

今宵を彩るナンバー チェッカーズ『Blue Moon Stone』1992年

今宵を彩るナンバー チェッカーズ『Blue Moon Stone』1992年 初めてチェッカーズの曲を取り上げて、ここ来るかーっ!って思ってもらえたら御の字です。キザギザハートとか、星屑の・・とか、Song for・・とか、ジュリアに・・とかちゃうんかい!と。 この曲…

今宵を彩るナンバー 渡辺典子『晴れ、ときどき殺人』1984年

今宵を彩るナンバー 渡辺典子『晴れ、ときどき殺人』1984年 角川三人娘と言った時に、薬師丸ひろ子と原田知世を思い出せたとしても、渡辺典子にたどり付ける人はどれくらいいるだろうか。女優業を続けている彼女のことは、『みをつくし料理帖』で見ることが…

今宵を彩るナンバー 堀江淳『メモリーグラス』1981年

今宵を彩るナンバー 堀江淳『メモリーグラス』1981年 この曲がリリースされた年に、ボクはまだ小学2年生だったらしい。1981年といえば、神戸ポートピア博覧会の開かれたとしだ。親に連れられて、遅い時間に帰宅したことをうっすらとまだ覚えている。たしか、…

今宵を彩るナンバー RIP SLYME『熱帯夜』2007年

今宵を彩るナンバー RIP SLYME『熱帯夜』2007年 はじめて聞いた時には、腰が抜けたのを覚えている。こんな音楽があるんだ!これは才能だなあって、感動したなぁ。これをきっかけにアルバム買って、目眩く飛び出す、全然違うテイストの楽曲にもう脱毛でした!…

今宵を彩るナンバー THE ALFEE『星空のディスタンス』1984年

今宵を彩るナンバー THE ALFEE『星空のディスタンス』1984年 週の半ばに差し掛かり、今宵は中休み。ぜひ、あなたの自宅にある一番ヘッドフォンで、タカミーによるエレキの奏に酔いしれて下さいませ。 改めて歌詞を聴いているともう死語かもしれない"遠恋"の…

今宵を彩るナンバー 安田成美『風の谷のナウシカ』1984年

今宵を彩るナンバー 安田成美『風の谷のナウシカ』1984年 風の強い今宵は、この初々しい歌声に酔いしれましょう。言わずとしれた宮崎駿原作『風の谷のナウシカ』映画の主題歌ですね。映画が30数年を経ても話題にあがり続けるのにもかかわらずなぜかこの歌は…

今宵を彩るナンバー 小林麻美『雨音はショパンの調べ』1984年

今宵を彩るナンバー 小林麻美『雨音はショパンの調べ』1984年 そろそろ奄美地方から梅雨入りという知らせを得ています。雨と言えば、この曲を連想するしかありません。歌詞にそれほどの深みをボクは感じられないのですが、きっとこれは小林麻美の声の魅力を…

今宵を彩るナンバー THE HIGH-LOWS『日曜日よりの使者』2004年

今宵を彩るナンバー THE HIGH-LOWS『日曜日よりの使者』2004年 この曲を選んだのは、題名に「日曜日」が付いているという安直な理由に過ぎませんので、どうぞあしからず。(笑)忙しい毎日、日曜日が来ると思うからこそ頑張れる。そんな重いを共にする人たち…

今宵を彩るナンバー 斉藤由貴『土曜日のタマネギ』1986年

今宵を彩るナンバー 斉藤由貴『土曜日のタマネギ』1986年 土曜日を描く楽曲はいくつもありますが、この少し蒸し暑い宵の口には、この歌声が清涼感をもたらしてくれます。 斉藤由貴といえば、ボクにとって初めてのアイドルです。デビューシングルの『卒業』で…

今宵を彩るナンバー 及川光博『バラ色の人生 La vie en rose』1999年

今宵を彩るナンバー 及川光博『バラ色の人生 La vie en rose』1999年 君は、ミッチーのライブに行ったことがあるかぁ?ボクは2度ほどあるぞー。(笑)彼こそ、金曜の夜を彩るにふさわしい。これだけ、計算し尽くされた王子キャラを演じきられる才能を他に見…

今宵を彩るナンバー 奥田民生『さすらい』1998年

今宵を彩るナンバー 奥田民生『さすらい』1998年 「新しい生活様式」時代の「さすらい」とは、どういうものになるのか、ふと気になった。21世紀の大旅行時代が、あっけなく終焉した2020年、勝手気ままにプラプラと国を越えてさすらう時は再び訪れるのだろう…

今宵を彩るナンバー 井上陽水『5月の別れ』1993年

今宵を彩るナンバー 井上陽水『5月の別れ』1993年 彼の名曲は数あれど、もう合わないかもしれない二人の心の機微を唄った曲は他にない。 詩を追えば、数々の隠喩が散りばめられている。風は、別れの時が来たという。しかし、若葉たちは強がりを決め込み、風…

今宵を彩るナンバー 尾崎豊『太陽の破片』1988年

今宵を彩るナンバー 尾崎豊『太陽の破片』1988年 1992年に26歳で夭逝した尾崎豊については、好き嫌いの差が大きいに違いない。 高校生の頃から、ボクは彼の楽曲を消費するばかりだった。「若者の代弁者」といったレッテルが貼られていたのも覚えている。ただ…

今宵を彩るナンバー 沢田研二「勝手にしやがれ」(1977年)

今宵を彩るナンバー 沢田研二「勝手にしやがれ」(1977年) 勝手にしやがれ!はじめて聴く人も「嵐にしやがれ!」なら知っているでしょう。そう、「嵐にしやがれ!」という番組タイトルはこの楽曲へのオマージュであることを知っておいて欲しい。(しらんけ…

今宵を彩るナンバー THE BOOM『星のラブレター』1989年

今宵を彩るナンバー THE BOOM『星のラブレター』1989年 THE BOOMといえば、1992年リリースされた『島唄』が有名で、一世風靡したわけですが、ボクがはじめに覚えたのは、この曲でした。 SKAのリズムに、「ド」の付くストレートな歌詞は、若さ炸裂です。やっ…

今宵を彩るナンバー King Gnu『白日』2019年

今宵を彩るナンバー King Gnu『白日』2019年 去る年末年始に覚えたのは、Official髭男ismとこのKing Gnuだった。髭男が「陽」とすれば、King Gnuは「陰」だろう。ボクは、その毒がなんだか好きなんですよ。 そして、このファルセット!最近の日本のポップス…

A song coloring tonight, A girl height of mean guys, "I am not me except me" released in 2015

A song coloring tonight A girl height of mean guys, "I am not me except me" released in 2015 ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」2015年 I was shocked with their sound, lyrics and name of their band pursuing pop music frontier achieved by…

今宵を彩るナンバー ブルームオブユース「ラストツアー 〜約束の場所へ〜」(1999年)

今宵を彩るナンバー ブルームオブユース「ラストツアー 〜約束の場所へ〜」(1999年) 20世紀の終わり頃に「雷波少年」に釘付けだった人にとっては、忘れられないDUOですよね。調べてみると1973年生まれで、ボクと同じ歳でした。 テレビ企画では、崖っぷちバ…

今宵を彩るナンバー  井上陽水『帰れない二人』(1973年)

今宵を彩るナンバー 井上陽水『帰れない二人』(1973年) 今日は、こどもの日、風のない静かな夜となりました。こんばんは、ヒロ辻井です。こんな夜は、ただひたすらに静寂を楽しみ、小さな物音にそば耳を立てて、いつも聞き流している風景に樹を留めてみる…

今宵を彩るナンバー  中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」(1976年)

今宵を彩るナンバー 中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」(1976年) ここのところ、ぼくの頭の中でヘビーローテーションしているのが、この楽曲なのです。「今宵を彩る・・・」と考えるだけで、「ララバイ・・・」「腹ばい・・・」「バイバイバイバイ・・」と…

今宵を彩るナンバー  スターダストレビュー「木蘭の涙」

今宵を彩るナンバー スターダストレビュー「木蘭の涙」tears of magnolia 唄い手は妖精だと言った人がいたが、根本要ちゃんは、その形容にふさわしい。 あまり詩の世界を掘り起こしたこともなく、そうするつもりもないのだけど、ただただ、メロディーライン…

今宵を彩るナンバー  小沢健二「流動体について」(2017年)

今宵を彩るナンバー 小沢健二「流動体について」(2017年) 1997年の「ある光」のアンサーソングとなるこの楽曲は、2017年に、リリースされました。ご本人も「変な曲」だと形容する他にない作風。その後の作品も、オザケンの風合いを感じさせつつ新しい境地…

今宵を彩るナンバー   小沢健二「ある光」(1997年)

今宵を彩るナンバー 小沢健二「ある光」(1997年) 当時、人気絶頂だった彼は、この曲を最後に日本のミュージックシーンから姿を消して旅に出たのだそうだ。その伏線は、きっと「僕らが旅にでる理由」にも引かれていたのだろう。 この線路を降りたら虹を架け…