洋行日記

日々の気づきを記録していきます。

たべものをSNSに投稿するのはどうして?

先日のゼミの時間に読んだホットペッパーがリリースしているユーザー調査レポートによれば、20代男性が食事をする店を選ぶ時に、写真映えしそうかどうかを基準としており、その割合いは、他の世代や女性での割合いを大きく上回っていた。

 

僕は、その記事について、進化心理学的な性選択を背景にした動機付けを直感した。平たくいうと「モテる」ためである。他のヤツが知らない、こんないい店を知っている自分ってどう?ということである。栄養価の高いエサ場を探し充てる能力に長けた者の末裔であるわれわれは、そういう能力に魅力を感じ、また、そのように自然と振るまってしまう。面白かったのは、男性が、50-60歳代になるとSNSに写真をアップする目的は、「その店を応援するため」なんだって。へーっ。(乾) 一方で、女性は、どの年齢でも、自身の食事の記録として、また、写真を投稿する趣味そのものの魅力のためなのだそうだ。ただし、それについては、違和感がある。SNSに写真を投稿するという行為は、他者との共有が目的であり、自身のみでの楽しみを越えることである。また、そのリア充ぶりを示すことにより、羨ましいがられること、社会的な承認を得ることを目的としているのではないか。つまり、アンケートに回答する人の心持ちを読み取ることが、怠られているのではないか。(毒)

 

いずれにせよ、僕は、HOPSで味わったFISH & CHIPSの映えた感じの写真をここに付けている。その動機がどこにあるのか。ここで述べることは、あえて控えることにしよう。

 

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